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🍻【ビールの話をしよう】

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File No.16「カーボネーション」

「このビール、シュワっとしてて美味しい〜」

その“シュワっ”が、カーボネーションです。これは、要するに炭酸ガスのこと。でも、ただの炭酸ではありません。

今日はカーボネーションについて【ざっくり】お伝えします。

カーボネーションには2種類あります。

🔹自然カーボネーション(瓶内二次発酵など)

1次発酵が終わったビールに、プライミングシュガーと呼ばれる糖分を加えて瓶詰めし、瓶内で2次発酵させることで炭酸を発生させます。ベルジャン系に多くみられます。

🔹強制カーボネーション(CO₂を注入)
炭酸ガスを充填したケグ(樽)にビールを入れ、圧力と温度を調整して炭酸を注入します。つまり、タンクにCO₂を“注射”して炭酸を加えるやり方って事です。アメリカンクラフトビールはほとんどこっちらしいです。

でも、ただ「炭酸が強い・弱い」って話じゃないらしいです。

カーボネーションは

 • 口当たり(クリスプ or ソフト)

 • 香りの立ち方

 • 泡立ちの美しさ

にまで影響する、立派な“ビール設計”の一要素です。

例えば:

 • ピルスナー → 高めで爽快感重視

 • ヘイジーIPA → 中くらいでジューシーさ強調

 • スタウト → 弱め、クリーミーさ重視

スタイルによって“狙い”があるのです。

次に飲むビールでは、「このシュワシュワはどんな意図?」って考えてみるのも面白いかもしれません。

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