お客様の一言からの企画、「イトーの上半期ベスト10」。
いろいろ悩みましたが以下の通り。
※全て「新規に入荷したもの」で、再入荷のものは除外しています。
また、CBPのビールは“入れるとしたらこの位置”として入れてます。
では10位からいきましょう。
🔟Alvarado Street / Brown Beer
缶を開けた瞬間、びっくりしました。「リトル・アロガント」と呼んでも良いような苦味とモルトのバランスが秀逸でした。
9️⃣Green Cheek / Josh‘s New Tiny Shoes(Session IPA)
ここのビールは全てのビールが美味しかったですが、群を抜いて素晴らしかったのがこのビール。軽いけど薄くない、全てのブルワーが見習って欲しいビール。
8️⃣Fort George / Scatter Plot (West Coast Pils)
驚きました。ピルスナーがこれほど美味しくなるとは。すべての居酒屋で扱って欲しいと思えるほど秀逸なビールです。
7️⃣Faction / Looking For Gophers(TIPA)
このブルワリーは、何を作ってもおいしいですが、とりわけ重いビールを作ったときに、その真価を発揮します。このトリプルIPAは、ダンクを極めていると言う点でも秀逸です。
6️⃣Mahowbrew / Depth of Muspelheim
正直、沖縄のブルワリーがこれほどのビールを作るとは思いもよりませんでした。ピートモルトを使った、全く新しいタイプのスコッチエールです。
5️⃣Evil Twin / Danish American Guy (Imperial Stout)
スタウトを評価するって事はあまりありませんが、このビールは別格です。甘すぎず、重すぎず、ドライフルーツを入れたような、極めて濃厚なおいしいビールに仕上がっています。
⑤CBP / Wallace Line
この位置で本当に良いのでしょうか?
でも、まぁこんなもんでしょう。
4️⃣Mahowbrew / Hammer Krushed Brain
再び登場の沖縄のブルワリーのトリプルIPA。バランスの良さとアルコール臭のなさは特筆に値します。
3️⃣Hudson Valley / Apple Cider Donut Silhouette
アップルパイのようなサワーIPA。CBPの新作Brakiston Lineのモデルになったという点においても、秀逸な事がお分かり頂ける事でしょう。
2️⃣Sierra Nevada / Bigfoot
言わずと知れた大御所ブルワリーのとっておきのバーレーワイン。去年も一昨年もリリースされていたのですが、このビールの良さに気づかなかったのは失敗だと痛感しました。
まるでIPAのような苦味とボディーのバランスの良いスペシャルなビールです。
②CBP / Isostatic Rebound
1番、と言いたいところですが、私の復活ビールはこの位置です。
しかしながら、軽いアルコール度数でありながら、しっかりしたボディーと、芳醇な柑橘の香りが秀逸なドリンカブルなビールです。
1️⃣Harland / Mind Field
これはもう言わなくてもお分かりですよね。私が「この世で1種類しかなくなったら何を選ぶか」と言う問いに、このビールを選んだと言う事でも、その秀逸さがお分かりいただけると思います。
CBPの7月の仕込みは、このビールのオマージュです。
さてさて、いかがだったでしょうか。
たまにはこういう遊びもいいですよね。
皆さんもぜひご自分のベストテンをやってみてください。