🟩IPA本舗通信|【7月2日号】(No. 001)

皆さんこんにちは!

店主のイトーです♪

《仙台でクラフトビールを楽しむならIPA本舗》

アメリカを中心に国内外のクラフトビールを取り揃える、仙台のビアバー&ボトルショップです。

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営業日に毎日お届けしておりました本ブログですが、7月からは【不定期】に変更します。

掲載時はストーリーズでお知らせします。

今後ともどうぞ宜しくお願いします🙇

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【Geophygics リリース情報】

Geophygics Brewingの第33弾『Maximum Aftershock』を7月7日18:00にリリース致します。

Maximum Aftershockは、“Primary Wave”、“Secondary Wave”に次ぐ第3回目のバッチになります。

今回もPrimary Waveと同じレシピにしたかったのですが、ホップが間に合わず、「代替ホップ」で同じような味わいにもっていこうという試みを行ないました。

あの銘作「Harland / Mind Field」にどこまで近づけるか。今回の【最大余震】の“震度”は、本震を超えるのか、どうぞご期待ください。

※今回は外販に回すため、IPA本舗で飲めるのは1樽だけとなります。

※パイントでのご提供に限らせていただきます都合上、先着30名様のみのご提供となります。

=== Maximum Aftershock ===

Style : Extra Pale Ale

Available : KEG

ABV. : 5.5%

IBU : 36

SRM: 3.2

Hops:Citra, Mosaic, Idaho 7
Malt : Pilsner, Oates, Wheat, Spitz
Yeast: West Coast Ale

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【Beer Topix】現在の“Ballast Point Brewing”

バラストポイントって最近話題にもなりませんが、オールドファンには「絶対に外せないブルワリー」で、イトー自身もかなり“お世話になった”ブルワリーです。

このブルワリーの買収劇は、クラフトビール業界の歴史において「最も激しい栄枯盛衰のストーリー」として今も語り継がれています。

大手企業への買収、そしてその後にたどった複雑な運命のタイムラインは以下の通りです。

1. 2015年:10億ドル(約1200億円)での巨額買収

  • 「コロナ」を傘下に持つ大手飲料企業「コンステレーション・ブランズ」が10億ドルで買収。
  • 当時としてはクラフトビール史上破格の最高額で、業界に大きな衝撃を与えました。
  • 買収直後は全国への流通が拡大し、2016年には年間生産量が過去最高の43万1000バレルに達しました。

2. 買収後の不協和音とブランドの失速

  • 創業メンバーの相次ぐ離脱
    • 大手との方針性の違いや、蒸留酒(スピリッツ)部門の扱いを巡る対立から、主要な創業メンバーが翌年に一斉に退社しました。彼らは後に「カットウォーター・スピリッツ(Cutwater Spirits)」を設立しています。
  • クラフトビールブームの変遷と売上低迷
    • 消費者の好みが「より身近なローカルブルワリー」へとシフトし、大手傘下に入って全国展開されたバラストポイントは、かつての「特別感」を失ってしまいます。
    • さらに1パック15〜16ドルという価格の高さも災いし、生産量はピーク時の半分以下(約20万バレル)まで激減しました。
  • 資産価値の90%以上が目減り
    • 親会社は巨額の減損損失を計上せざるを得なくなり、ブランド価値は2億2300万ドルからわずか1700万ドルへと暴落しました。

3. 2019年:無名ブルワリーへの「投げ売り」

  • わずか4年で売却
    • コンステレーション社はブランドの維持を諦め、シカゴの小さく無名なブルワリー「キングス&コンビクツ(Kings & Convicts)」へ売却しました。
  • 価格は「10分の1」に
    • 正確な売却額は非公開ですが、1億ドル前後(買収時の約10分の1)での投げ売りだったと報じられています。これによって再び「インディペンデント(独立系)」の立場に戻ることになりました。

4. 2024年〜2026年:さらなる合理化と現在

  • 大型工場の閉鎖と製造スタイルの変更
    • 新オーナーのもとでブランド再生を目指したものの、コロナ禍の打撃もあり苦戦が続きました。
    • 2024年4月、サンディエゴの象徴でもあった広大なミラマー(Miramar)本工場を「規模が大きすぎる」として閉鎖。自社での大量生産から、他社の設備を借りる契約醸造(委託醸造)スタイルへの移行を余儀なくされました。
  • 拠点と流通の現状
    • 2026年7月にはサンフランシスコのタップルームが突如閉店するなど、店舗網の整理が進んでいます。
    • ただし、ブランド自体が消滅したわけではありません。サンディエゴの「リトル・イタリー」や「アナハイム」などの主要な人気タップルームは現在も運営されており、ビール自体もスーパーや酒販店への流通が続けられています。

大企業の資本によって世界中に名前が売れた一方で、クラフトビールが持つ本来の魅力である「地域密着」や「独自性」とのバランスが崩れてしまった典型例と言えます。

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バラストポイントの代名詞である「スカルピン IPA」など一部のビールは、現在ニュージーランドでライセンス生産(契約醸造)されています。 

🇳🇿 なぜニュージーランドで造っているのか?

  • 現地の人気ブルワリーと提携
    • バラストポイントは、ニュージーランド・オークランドにある人気クラフトブルワリー「ベヘモス・ブリューイング(Behemoth Brewing)」と提携しています。
    • ベヘモスの設備を使い、バラストポイントのレシピとライセンスのもとでスカルピンなどが醸造されています。
  • オセアニア市場への供給が目的
    • このニュージーランド産スカルピンは、主にニュージーランド国内やオーストラリア(オセアニア市場)向けに流通しています。
    • アメリカから遠路はるばる輸送するよりも、現地で造ったほうが「より新鮮な状態」で、かつ「輸送コストを抑えて」スーパーや酒販店に並べられるというメリットがあるためです。

🍺 どんな種類が造られている?

定番の「スカルピン IPA」だけでなく、複数のバリエーションがニュージーランドの地で醸造・缶詰されています。

  • スカルピン IPA(フラッグシップ)
  • グレープフルーツ・スカルピン
  • アロハ・スカルピン(ヘイジー IPA スタイル)
  • パイナップル・スカルピン / ハバネロ・スカルピン 

💬 ビールファンの反応と味わいの変化

このニュースは海外のビールファンの間でも話題になりましたが、一部の熱心なファンの間では以下のような意見も出ています。

  • 味わいの違いを指摘する声
    • オーストラリアやニュージーランドのビール愛好家からは、「アメリカで造られていたオリジナル(本家サンディエゴ産)に比べると、西海岸IPA特有のガツンとした苦味や松(レジン)のようなホップの強さが少し控えめで、ややマイルドに感じる」というレビューも見られます。
  • 合理化の象徴
    • 前述の通り、バラストポイントは2024年にサンディエゴの巨大な自社工場を閉鎖し、委託醸造へのシフトを進めました。このニュージーランドでの生産も、ブランド存続とグローバル展開を両立させるための「現代的な生き残り戦略」と言えます。

ちなみに、べへモスとの連携は「相互ライセンス生産(Brew under license)」のパートナーシップ契約の締結ということになっているようです。

相互ライセンス生産とは、単にバラストポイントが一方的に製造を丸投げするわけではなく、面白い形の提携になっています。 

オセアニア市場向けは、ベヘモスが自社工場で、バラストポイントのオリジナルレシピ通りに「スカルピン IPA」などを醸造し、ニュージーランドやオーストラリア、そしてアジア圏向けに流通させています。

逆にアメリカ市場向けは、バラストポイント側がアメリカ(カリフォルニア)の設備を使い、ベヘモスのビールをライセンス生産してアメリカ国内で販売する、という双方向の約束になっているそうです。

現在日本では、べへモスを輸入している「マルホ酒店」さんが輸入・販売を行なっています。

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経営は、シカゴの会社の社長(ワッターズ氏)が今も舵取りをしているが、シカゴ要素は薄れ、現在はサンディエゴの強力な地元資本(RMDグループ等)の手を借りながら、ブランドをこれ以上潰さないよう必死にスリム化して耐えている状態」というのが、現在のリアルな答えになります。

バラストポイントは、世界的な大ブームから、数々の買収劇を経てここまでコンパクトになったということです。

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【本日のドラフトビール】

🇮🇹Crak / Calimax

※コーヒーのようなスタウト

🇯🇵Geophysics/ Challenger Deep V.4

※ABV 16%の“危険物”⚠️

🇺🇸Grains of Wrath / Dystopia🆕

※イトーのイチオシブルワリーの最も美味しいWC

🇯🇵Geophysics / Laschamp Ecscurtion🆕

※最新作のインペリアルWCピルスナー

🇯🇵Geophysics/ Panthalassa

※ジューシーとビターのバランス良いIPA

⚫︎ドラフトビールの詳細は「こちら」から

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【入荷情報】

今後、「入荷予定」はブログで、「入荷情報」は、速報はストーリーズで、詳細は後日ブログでお伝えします。

《入荷予定》7/2 (木)

⚫︎Georgetown / Juniorzafa

⚫︎Fremont / Lush IPA

《入荷予定》7/3 (金)

🇺🇸Humble Sea

⚫︎Socks & Sandals (DDH Hazy IPA)

⚫︎Gnarmander (DDH Hazy TIPA)

⚫︎Sea Sea Top (WCIPA) (Collab w/ “Riip”)

⚫︎Slipknautical (DDH Hazy IPA)

🇺🇸Revision

⚫︎Spiritual Gangster (Hazy IPA)

⚫︎There Are No Good Endings (Hazy DIPA)

⚫︎The Bird (WCIPA) (Collab w/ “Faction”)

🇺🇸49th State (Alaska)

⚫︎Solstice IPA (American IPA)

⚫︎Blonde Eagle Ale (Blonde Ale)

⚫︎Tiger’s Blood Sour (Blonde Sour)

⚫︎Golden Dall Tripel (Belgian Tripel)

⚫︎Smok (Smoked Lager)

⚫︎Spruceplosion (Spruce Tiped IPA)

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【イトーが飲んだクラフトビール】

Georgetown / Bodhizafa (IPA)

※Tさんからお裾分けしていただきました😋

Hudson Valley / Mixed Berry Silhouette (Sour)

Bootstrap / Lush Puppy (Juicy IPA)

ビールの詳細はお店で!

いろいろ聞いてください♪

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【イベント予定】

⚫︎詳しくはこちら 

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【IPA本舗について】

IPA本舗は仙台市青葉区上杉にあるクラフトビール専門店です。店内ではクラフトビールを楽しめるビアバーとして営業し、缶ビールやボトルビールを購入できるボトルショップも併設しています。グラウラーへの量り売りも行っております。

アメリカのIPAを中心に、スタウト、サワーエール、ラガーなど国内外のクラフトビールを取り扱っています。

クラフトビール初心者の方も大歓迎ですし、ベテランの方にもお楽しみ頂けます。

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という事で

本日も皆さんのお越しを心よりお待ちしております。

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